平面内の磁界方向を測定する磁界センサ及び電流センサ
专利摘要:
平面内の磁界方向を測定するための磁界センサは、回転ホール素子として作動することができる2つの検出構造(1A;1B)を含む。2つのホール素子は反対方向に離散ステップで回転する。このような磁界センサは、導体(15)中を流れる一次電流を測定するための電流センサとして使用することができる。 公开号:JP2011516873A 申请号:JP2011503434 申请日:2009-04-08 公开日:2011-05-26 发明作者:バンイェヴィチ,ミリャナ;ポポヴィチ,ラディヴォイェ 申请人:エコール ポリテクニーク フェデラレ デ ローザンヌ (イーピーエフエル); IPC主号:G01R33-02
专利说明:
[0001] 本発明は平面内の磁界方向を測定する磁界センサ、及びこのような磁界センサを有する電流センサに関する。] 背景技術 [0002] この発明の測定原理は、一方では一次電流と称する測定される電流により生成される磁界の測定に基づき、他方では、コイルを流れる二次電流により生成される補助磁界の測定に基づく。従って、電流センサは、例えば、ホール装置、フラックスゲートセンサ、又はAMRやGMRセンサのような磁気抵抗センサ等の磁界センサを含む。従来技術で、測定される電流により生成される磁界、及びコイルを流れる二次電流により生成される補助磁界は、同一方向へ走り、磁気センサは、単軸センサであり、その検出軸はこの方向と同一直線上にある。従来技術は、主にこの測定原理の2つの異なる実施を区分する。開ループ型と称する第一の実施例で、補助磁界を使用して磁界センサを校正する。この実施の欠点は、補助磁界の値が低いこと、補助磁界は一次電流磁界と同一方向に走り、これが一次電流磁界と補助磁界の両方を含む信号の中で、それを選択的に測定することを困難にしている。閉ループ型と称する第二の実施で、補助磁界を使用して、測定される電流により生成される磁界を補正する。この第二の実施の利点は、電流センサの出力信号が、磁界センサの特性に依存しないことであるが、欠点は、補助磁界が一次電流により生成される磁界と等しい大きさでなければならないことである。測定される磁界に関する情報を含む電気信号が、基準コイルを流れる電流により生成される基準磁界に関する情報を含む電気信号によりバランスがとられる、磁気ヨークのない閉ループ電流センサが、日本特許2001−136921で知られる。] 先行技術 [0003] 日本国特許第2001−136921号] 課題を解決するための手段 [0004] 本発明の目的は、上で挙げた欠点のない電流センサを開発することである。] [0005] 以下において、語句“一次電流”と“一次磁界”は、測定される電流により生成される磁界を意味し、語句“基準電流”と“基準磁界”は、補助磁界及び補助磁界を生成するためのコイルを走る電流を示すために使用される。一次磁界と基準磁界は全磁界に加算される。この発明は、基準磁界と、好ましくは一次磁界に直交する、異なる方向と揃えること、及び全磁界の方向、又は全磁界が基準磁界により画定される方向となす角度を測定する磁界センサを使用することを提案する。磁界センサは1つの出力信号を供給する。電流センサは、更に磁界センサの作動用と、基準磁界の生成用、好ましくは、いわゆる開ループにおける作動用の電子回路を含む。] [0006] 磁界センサは、平面内の磁界方向を測定するように設計され、以下を備える: ・各々が、リング型導電ウエルと、 リング型ウエルに沿って互いに等距離に設置され、リング型ウエルと接触する、少なくとも8個の所定数Nの等寸法の接点と、 少なくとも1つの電流源と、を含む第一の検出構造と第二の検出構造と; ・少なくとも1つの電流源; ・各処理ブロックが、差電圧増幅器、バンドパス・フィルタ、及びコンパレータを含み、第一と第二の処理ブロックの出力が、排他的ORゲートの第一又は第二の入力へ、直接又は間接的に結合される、第一のホール電圧処理用第一の処理ブロック、第二のホール電圧処理用第二の処理ブロック、及び第一の第二の入力を有する排他的ORゲート; ・第一の検出構造の接点と関係する第一の複数電子スイッチと、第二の検出構造の接点と関係する第二の複数電子スイッチと、を含む切り替えブロック; ・第一の検出構造の複数接点の中の所定数の接点が、1回転当たり所定数のステップで、第一の検出構造のリング型ウエルに沿って、時計方向へ動く第一のホール素子を形成するように、及び第二の検出構造の複数接点の中の所定数の接点が、1回転当たり同一の所定数のステップで、第二の検出構造のリング型ウエルに沿って反時計方向へ動く第二のホール素子を形成するように、切り替えブロックのスイッチを開閉するための所定のタイムスケジュールに従うクロック信号を提供し、第一と第二のホール素子は、少なくとも1つの電流源から電流が供給され、各少なくとも1つのホール電圧を処理ブロックへ供給する、タイミング回路と、を含む電子回路。] [0007] 好ましくは、接点の数Nは8で、第一の切り替えブロックは、各ステップで第一の検出構造の8個の接点が、全て少なくとも1つの電流源、又は直接又は間接的に処理ブロックの1つのいずれかへ接続されるように、第一の複数電子スイッチを開閉するように構成され、第二の切り替えブロックは、各ステップで第二の検出構造の8個の接点が、全て少なくとも1つの電流源、又は直接又は間接的に処理ブロックの1つのいずれかへ接続されるように、第二の複数電子スイッチを開閉するように構成される。] [0008] 切り替えブロックは、好ましくは回転が8ステップ又は4ステップから構成されるそれぞれのリング型ウエルに沿って、第一のホール素子と第二のホール素子を動かすように構成される。] [0009] 好ましくは、各ステップは、電流を供給するための接点及びそれぞれのホール電圧を測定するための接点が、いわゆる回転電流法に従って入れ替わる、2または4のサブステップを含む。] [0010] 好ましくは、第一と第二の処理ブロックを交互に入れ替えるための、少なくとも一つの更なる切り替えブロックが備えられる。] [0011] 導体を流れる一次電流を測定するための電流センサは、この様な磁界センサ、コイル及びコイルへ基準電流を供給する電流源から形成することができる。コイルの巻き線は、一次電流により生成される一次磁界と基準電流により生成される基準磁界が、ゼロではない角度βをなすように、一次電流の方向に向けられる。電流センサは、更に一次電流に比例する出力信号を生成する磁界センサの排他的ORゲートの出力へ結合される電子回路を含む。] [0012] 電子回路は、例えば正接機能に比例した出力信号を生成するように構成される積分器を含むアナログ回路でよく、積分器は演算増幅器、M個のスイッチと抵抗およびキャパシタを含み、M個のスイッチと抵抗は、電圧源へ接続されるスイッチの1つの端子と演算増幅器の入力へ接続される抵抗の1つの端子と、を有する、直列に配置される1つのスイッチと1つの抵抗の並列セットとして配置される。] [0013] 第一検出構造との接点数が8である磁界センサと、第二検出構造の接点数は8つであり、ホール素子が4ステップで各期間を完結するように作動され、増幅器の各増幅率、及び/又は各ステップでホール素子を流れる各電流により、仮に基準磁界が一次磁界に比較して小さくても、高精度を達成することができる。] 図面の簡単な説明 [0014] この明細書の一部に組み込まれ、この一部を構成する付属図面は、この発明の1つ以上の実施例を示し、詳細説明と共に、本発明原理と実施を説明することに役立つ。図はノンスケールである。 異なる作動状態でホール素子を動かすように操作可能な平面検出構造を示す。 異なる作動状態でホール素子を動かすように操作可能な平面検出構造を示す。 ホール電圧線図を示す。 2つの検出構造を含む角度センサのブロック配置を示す。 異なる電圧線図を示す。 更なる角度センサのブロック配置を示す。 電流測定用組み合わせを示す。 正接機能を生成するためのアナログ回路を示す。 ある作動状態における平面検出構造を示す。] 実施例 [0015] 図1は、リング型導電ウエル2と、リング型ウエル2に沿って互いに等距離に設置され、リング型ウエル2と接触する、等寸法の少なくとも8個のN個の接点3とから構成される平面検出構造1を示す。リング型ウエル2は第一の導電型を有し、第二の導電型のウエル又は基板に埋め込まれる。検出構造1は平面内に設置され、その軸はxとyで表示される。このような検出構造1と、動くホール素子としてのその作動は、国際特許WO2008−145662で知られる。図1に示すような好ましい実施例で、接点3の数NはN=8である。8個の接点3はC1〜C8と表示される。この実施例で、8個の接点3は、リング型ウエル2の中心から見て、45°毎に角度的に変位する。] 図1 [0016] N個の接点3は非常に小さいが、5個の接点は互いに隣接して設置され、即ち第一、第二、第三、第四、及び第五の接点は、垂直ホール素子を形成するように組み合わされ、電流は第一と第五の接点へ供給され、第三の接点から放出され、及び第二と第四の接点間に現れるホール電圧UH1が測定される。このように形成される垂直ホール素子は、次にリング型ウエル2に沿って時計方向又は反時計方向へステップ的に動かされる。1回転を完結するためのステップの数は、接点3の数Nに等しい。従って時計方向へ動く場合、第一のステップで、C1〜C5と表示される接点は垂直ホール素子を形成し、第二のステップでC2〜C6と表示される接点は、垂直ホール素子を形成し、以下このように進む。そうするために、好ましくは直流電流源である電流源4、好ましくは差動増幅器である差電圧増幅器5、接点3と関係する複数の電子スイッチを含む切り替えブロック6、及び切り替えブロックのスイッチを制御するためのクロック信号を提供するタイミング回路7が備えられる。切り替えブロック6のスイッチは、垂直ホール素子の5つの隣接する接点を各ステップで必要に応じて、又は以下に説明する回転電流法が適用される場合は、各サブステップで必要に応じて電流源4と差電圧増幅器5へ接続されるため、所定のタイムスケジュールに応じて開閉される。] [0017] 接点3の数N=8は、別のより効率的モードの作動を可能にする。図1に見られるように、第一と第五の接点は、常に互いに反対側に位置する。従って第五、第六、第七、第八及び第一の接点は、第二の垂直ホール素子に組み合わすことができる。見られるように、第一と第五の接点は両方の垂直ホール素子に属する。この場合、電流は第一と第五の接点へ供給され、第三と第七の接点から放出され、第二と第四の接点間に現れる第一のホール電圧UH1、及び第八と第六の接点間に現れる第二のホール電圧UH2が検出される。2つのホール電圧UH1とUH2は、最初に各々が差電圧増幅器へ供給され、次に加算結合で加算される。従って第一のステップで時計方向へ動く場合、C1〜C5と表示される接点は、第一の垂直ホール素子を形成し、C5〜C8、C1と表示される接点は、第二の垂直ホール素子を形成し、第二のステップで、C2〜C6と表示される接点は、第一の垂直ホール素子を形成し、C6〜C8、C1、C2と表示される接点は、第二の垂直ホール素子を形成し、以下同様に進む。] 図1 [0018] 第一と第二の垂直ホール素子は、いくつかの接点を共有する。従って、検出構造1の8個の接点3は、電流が供給され、かつ各接点が電流源又は増幅器のいずれかへ接続される作動中に、Nステップ回転する1つの単一ホール素子を形成すると考えることができる。このホール素子は、測定誤差と製造許容公差は別にして、同一の大きさを有する2つのホール電圧UH1とUH2を供給する。従って、これら2つのホール電圧UH1とUH2は、2つの差電圧増幅器により処理することができ、それらの出力は、更なる処理に備える単一の処理されたホール電圧UHを供給するため、加算結合で加算することができる。] [0019] ホール素子のオフセットを減らすため、よく知られた回転電流法が、好ましくは適用される。これは、各ステップが2つ又は4つのサブステップに分割され、電流と電圧の接点が入れ替わることを意味する。図1は第一のステップの第一のサブステップの切り替え構成を示す一方、図2は第一のステップの第二のサブステップの切り替え構成を示す。この第二のステップで、電流はC2とC8と表示される接点へ供給され、接点C4とC6から放出され、第一のホール電圧は接点C3と短絡回路接点C1とC5の間で測定され、第二のホール電圧は接点C7と短絡回路C1とC5の間で測定される。もし、サブステップの数が4であれば、サブステップ3で電流は反対方向に流れ、電圧接点はサブステップ1に対して入れ替わり、サブステップ4で電流は反対方向へ流れ、電圧接点はサブステップ2に対して入れ替わる。従って、ホール素子を回転させるためのステップの数は、なおN=8であるが、切り替えサイクルの全数は、2×8=16又は2×4=32のいずれかである。] 図1 図2 [0020] 図3は、もしx方向を指す磁界が与えられれば、完全な1回転の間にN=8ステップの各々において現れるホール電圧UHを示す。ホール電圧UHは、ステップ状余弦波である(余弦波の近似)。同時に、もし与えられる磁界がy軸方向を指すならば、ホール電圧UHはステップ状正弦波である。最後に全平面内磁界により誘導されるホール電圧UHがステップ状正弦波及びステップ状余弦波の線形組み合わせである。] 図3 [0021] 角度センサがxy平面にある磁界がx軸となす角度αに比例する出力信号を供給する角度センサを形成するため、図1の検出構造を電子回路と組み合わせることができる。角度センサは、従って平面内の磁界方向を測定するための磁界センサである。好適実施例で、角度センサは2つの検出構造1Aと1Bを含み、第一の検出構造1Aは、時計方向へ動くホール素子として作動し、第二の検出構造1Bは反時計方向へ動くホール素子として作動する。図4は、完全な電子回路を有するこのような角度センサ8のブロック配置を示す。角度センサ8は、基本的に第一の検出構造1A、第一の切り替えブロック6Aを含み、第一の処理ブロック9Aは、第一の差電圧増幅器5A、第一のバンドパス・フィルタ10A及び第一のコンパレータ11A、第二の検出構造1B、第二の切り替えブロック6Bを含み、第二の処理ブロック9Bは、第二の差電圧増幅器5B、第二のバンドパス・フィルタ10Bと第二のコンパレータ11B、タイミング回路7、第一の電流源4A及び第二の電流源4Bを含む。検出構造1Aと1Bの各々が2つのホール電圧UH1とUH2を供給するので、第一と第二の電圧増幅器5Aと5Bは、ホール電圧UH1とUH2の両方を処理し、それらの和に比例する出力信号を提供するように構成される。2つの処理ブロック9Aと9Bの出力信号は、2つの入力と1つの出力を有する排他的ORゲート12へ供給される。排他的ORゲート12は、パルス幅変調(PWM)信号である出力信号を供給する。この例で、処理ブロック9Aと9Bの出力は排他的ORゲート12の入力へ直接結合される。] 図1 図4 [0022] 第一の切り替えブロック6Aは、第一の検出構造1Aの接点3と関係する第一の複数電子スイッチを含み、第二の切り替えブロック6Bは第二の検出構造1Bの接点3と関係する第二の複数電子スイッチを含む。タイミング回路7は所定のタイムスケジュールに応じて切り替えブロック6Aおよび6Bのスイッチを開閉するためのクロック信号を提供し、これにより検出構造1Aと1Bの8個の接点3は第一の検出構造1Aのリング型ウエル2に沿って時計方向へ第一のホール素子を動かし、かつ第二の検出構造1Bのリング型ウエル2に沿って反時計方向へ第二のホール素子を動かすために、上記のように、一定の電流源4Aと4B又は処理ブロック9Aと9Bのいずれかへ接続される。各ホール素子は、2つのホール電圧UH1とUH2を供給し、これらは第一又は第二の処理ブロック9A又は9Bのそれぞれの差電圧増幅器5Aまたは5Bで処理され、加算ホール電圧UHへ加えられる。ホール素子は、1つの単一電流源から、又は表示するように異なる電流源4Aと4Bから電流が供給される。] [0023] 図5は、処理ブロック9Aと9B内で、排他的ORゲート12の出力に時刻tの関数として現れる異なる電圧V1〜V7を示す。これらの電圧は: V1:第一の差電圧増幅器5Aの出力に現れる電圧 V2:第一のバンドパス・フィルタ10Aの出力に現れる電圧 V3:第一のコンパレータ11Aの出力に現れる電圧 V4:第二の差電圧増幅器5Bの出力に現れる電圧 V5:第二のバンドパス・フィルタ10Bの出力に現れる電圧 V6:第二のコンパレータ11Bの出力に現れる電圧 V7:排他的ORゲート12の出力に現れる電圧 電圧V2とV5は以下で与えられる。 V2=A1×S1×B×IH1×cos(2πft−α) V5=A2×S2×B×IH2×cos(2πft+α) V7=幅α/(πf)の長方形パルス ここで、αはxy平面内の磁界がx軸となす角度を表わし、fは周波数=単位時間当たりのホール素子の回転数、A1とA2は増幅器5Aと5Bの増幅率(ゲイン)を表し、S1とS2は検出構造1Aと1Bの感度を表し、IH1とIH2は、それぞれ検出構造1Aと1Bを流れる電流を表す。Tは1/fである。処理ブロック9Aと9Bは、好ましくはA1=A2になるように適合される。感度はS1=S2で同じである。この好ましい角度センサ8は、排他的ORゲート12の出力に現れるパルスが増幅器5Aと5Bのゲインと温度ドリフトに無関係であるという利点を有する。] 図5 [0024] 処理ブロック9Aと9Bは、各々ある遅延を導入し、このためコンパレータ11Aと11Bの出力に現れるパルスは時刻が少しシフトされる。もし処理ブロック9Aと9Bが適合され、それぞれ遅延φ1とφ2を有するならば、電圧V2とV5は、 V2=A1×S1×B×IH1×cos(2πft−α+φ1) V5=A2×S2×B×IH2×cos(2πft+α+φ2) となり、パルス幅α/(πf)は、もしφ1=φ2ならば遅延に無関係である。φ1=φ2とするため、例えばホール素子の各完全1回転後に、2つの処理ブロック9Aと9Bを周期的に入れ替えることが望ましい。図6は処理ブロック9Aと9Bの前に設置される少なくとも1つの更なる切り替えブロック13、又は処理ブロック9Aと9Bの前後に設置される2つの更なる切り替えブロック13と14を有する角度センサ8を示す。切り替えブロック13と14は、処理ブロック9Aと9Bを周期的に入れ替える。この例で、処理ブロック9Aと9Bの出力は、切り替えブロック14を介して排他的ORゲート12の入力へ間接的に結合される。] 図6 [0025] 図7は、電流測定のための角度センサの適用を示す。角度センサ8は、測定される電流、即ち一次電流が流れる平坦な導電体15上に設置される。一次電流は、矢印16で表示される方向へ導体15に沿って流れ、一次磁界BPを生成する。角度センサ8は、導体15上に従来方法で設置される半導体チップに一体化される。コイル17を流れる基準電流Irefは、基準磁界Brefを生成する。コイル17は、好ましくは検出構造1 上で、半導体チップ上に形成される従来型の導体トラック19から構成される平坦なコイルである。導体トラック19の巻き線は、基準磁界Brefが一次磁界BPの方向と異なる方向を指すように向けられる。一次磁界BPと基準磁界Brefは、ゼロとは異なる固定角度βをなす。好ましくは、角度βは、この例に示すようにβ=90°になる。導体15と角度センサ8は電流測定用の組み合わせを形成する。図1に関して、角度センサ8とコイル17は、コイル17を流れる電流Irefにより生成される基準磁界Brefがx方向を指し、測定される電流Ipにより生成される一次磁界BPがy方向を指すように向けられる。角度αは、全磁界B=Bref+BPが基準磁界Brefとなす角度を表示する。] 図1 図7 [0026] 角度αは以下の式により与えられ、 tanα=BP/Bref=k1xIP/(k2xIref) ここでk1とk2は、それぞれ真空透磁率、及び導体15とコイル17の寸法に依存する定数である。コイル17を流れる電流Irefは、例えば一定の基準電圧Vrefを供給する電圧源である電流源18と以下の基準抵抗Rrefで生成され、 Iref=Vref/Rref これにより以下が得られる。 Ip=k2xVref/(k1xRref)xtanα 排他的ORゲート12の出力は、幅(又は長さ)α/(πf)のパルスを供給する。値tanαは、例えば参照表と組み合わせて、デジタルブロック又はA/Dコンバータの使用により異なる方法等で決定することができる。図8は、角度αの関数としてtanαを生成するため、パルス幅変調信号V7のパルス幅α/(πf)を使用するアナログ回路を使用した,好ましい方法を示す。図8はアナログ回路といくつかの線図を示す。] 図8 [0027] アナログ回路は、積分器20、サンプルホールド回路21、積分器20の出力をサンプルホールド回路21の入力へ結合する第一のスイッチ22、及び特定時刻に積分器20をリセットする第二のスイッチ26を含む。積分器20は、電圧源23、演算増幅器24、φ1〜φMのM個のスイッチ、及び抵抗R1〜RMとキャパシタC1を含む。M個のスイッチφ1〜φMと抵抗R1〜RMは、電圧源23へ接続されるスイッチの1つの端子と、演算増幅器24の入力へ接続される抵抗の1つの端子を有する、直列に配置される1つのスイッチと1つの抵抗の並列セットとして配置される。サンプルホールド回路21はキャパシタC2と演算増幅器25を含む。スイッチ22と26は、更に以下で記述するように、殆どの時間が開であり、短期間だけ閉になる。] [0028] 最初に、スイッチφ1〜φMは、全て開で、キャパシタCは放電状態である。演算増幅器24の出力の電圧はゼロである。時刻t0で、スイッチφ1は閉であり、そのため電流I1=Vref/R1は抵抗R1を流れ、キャパシタC1を充電する。時刻t1で、スイッチφ2は閉であり、そのためI2=Vref/(R1‖R2)はキャパシタC1を充電する。時刻t2で、スイッチφ3は閉であり、そのため電流I3=Vref/(R1‖R2‖R3)はキャパシタC1を充電する。時刻t1,t2〜tMは、続く時間間隔t0〜t1、t1〜t2、・・・tM—1〜tMを形成する。時刻t1、t2〜tMと抵抗R1〜RMは、各時間間隔でキャパシタC1を充電する電流がその時間間隔の適切な点で、tan(t)の一次微分値に比例するように選択される。このアナログ回路20は古典的積分器であるので、演算増幅器24の出力の電圧はtan(t)に比例する。] [0029] 電圧信号V7はアナログ回路20の作動を制御する。しかし積分器20のタイムスケールはパルス幅変調信号V7のタイムスケールに適合させなければならない。電圧信号V7のパルスの始まりは、積分器20の開始をトリガし、即ち時刻t0は、電圧V7がその状態を低から高へ変化させる時に発生する。スイッチφ1〜φMは、所定時刻t0〜tMに、次々に閉じる。しかし、パルスの終わりで、即ち電圧V7がその状態を高から低へ変化させる時に、このプロセスは終了し、スイッチφ1〜φMは、全て開になる。演算増幅器24の出力の電圧は、ここで値k1/(k2xC1)xIPとなる。] [0030] スイッチ22は、キャパシタC1における実際の電圧をキャパシタC2へ搬送するため、各パルスの終わりで、即ち電圧V7がその状態を高から低へ変化させる時、短期間閉になる。スイッチ22が再度開になった後、スイッチ26は、キャパシタC1を放電し、積分器20の出力電圧をゼロにリセットするために短期間閉になる。] [0031] 図8の線図は、排他的ORゲート12の出力の電圧V7(図4)、スイッチ22と26(高=閉、低=開)の状態S22とS26、積分器20の出力の電圧V8、及びサンプルホールド回路21の出力の電圧V9を示す。この例で、V7の3つの続くパルスの幅は増加する。従って、電圧V8とV9は、順により高いレベルに達する。] 図4 図8 [0032] 関数tan(t)は、時刻t=0からt=π/(4x2xπf)=1/(8xf)の期間で、M=6の僅かの抵抗で、関数tan(t)の1.25%より少ない値の近似誤差で、良好な程度に近似することができる。もし関数tan(t)がπ/4より大きい角度に対して生成される必要があれば、抵抗と時間間隔の数Mは、より大きくなる。] [0033] 角度αは比率k1xIp(k2xIref)に依存する。0とπ/4の間に角度αが存在するために、基準電流Irefは、もしk1=k2ならば、測定される一次電流Ipより高くなければならない。コイル17を流れることを許容される最大基準電流には制限があるので、この条件は常に満足されるとは限らない。しかし、ホール電圧はホール電圧Bp又はBrefのみに関する情報を含む、ホール素子の回転中のそれらのステップにおいてのみサンプリングされることに、この問題を克服する解がある。1回転のN=8ステップの中に、ホール電圧がBpのみの情報を含む2つのステップと、ホール電圧がBrefのみの情報を含む2つのステップがある。従って、ホール素子はリング型ウエルに沿って、4ステップのみにおいて回転する。N=8ステップで回転する場合、2つの続くステップで形成される垂直ホール素子は、2つの隣接する接点3間の距離だけ変位し、即ちそれは360°/8=45°の角度だけ回転する。N=4ステップで回転する場合、2つの続くステップで形成される垂直ホール素子は、2つの隣接する接点3の間の距離の2倍変位し、即ちそれは360°/4=90°の角度だけ回転する。第一のステップで、8個の接点3が図1に示すように、電流源4と差電圧増幅器5へ接続される。検出構造1は、ここで磁界Brefを測定する。第二、第三及び第四ステップで、8個の接点3が図9に示すように電流源4と差電圧増幅器5へ接続される。検出構造1は、ここで磁界Bpを測定する。第三のステップで、検出構造1は、再度磁界Brefを測定し、第四のステップで、検出構造1は磁界Bpを測定する。磁界Bpが測定される場合、即ちステップ2と4で、電流IH1とIH2は係数hだけ減少するか、又は増幅器5Aと5Bの増幅率は係数hだけ減少するか、又は両方の組み合わせである。(又は、代わって、磁界Brefが測定される場合、即ちステップ1と3で、電流IH1とIH2は係数hだけ増加し、又は増幅器5Aと5Bの増幅率は係数hだけ増加し、又は両方の組み合わせである。) 次に図4に示す回路の電圧V2、V5及びV7は、次に以下のようになる。 V2=A1×S1×B×IH1×cos(2πft−π/4−α1) V5=A2×S2×B×IH2×cos(2πft−π/4+α1) V7=幅α1/(πf)の長方形パルス 上記で tanα1=BP/(hxBref) 又は、 IP=hxk2/(k1xIref)xtanα1 従って図4と8で示す回路は、個々の増幅率及び/又は上記のようなホール素子を流れる電流、及び電圧V7のパルスに対する積分器20の修正スケーリングを有する、N/2=4ステップのホール素子を回転させるような僅かの修正で、この場合にも使用することができる。しかし、好適実施例で、サンプルホ−ルド回路21の演算増幅器25の増幅率は、係数hだけ増加し、そのため、サンプルホ−ルド回路21の出力の電圧V9は、以下のようになる。 V9=k2/k1xIref] 図1 図4 図9 [0034] 1ステップ当たり、90°の4ステップの垂直ホール素子を回転させる代わりに、これら4ステップの内のステップ1と2のみを使用すること、即ち、図1と9に示すように、ホール素子の第一と第二の接続配置の間で前後に切り替えることも可能であるだろう。更に、垂直ホール素子を8ステップで回転させること、および増幅器5Aと5Bの個々の増幅率、および/または各ステップでホール素子を流れる個々の電流を有することも可能であるだろう。] 図1 [0035] 1つの大きな利点は、1回転当たり4または8ステップのような少ない数は、情報を得るために必要な時間が短いため、角度センサおよび電流センサの応答速度を非常に速くすることである。] [0036] この発明の実施例と適用を示し、かつ記述してきたが、上記より多くの修正が明細書における発明概念から離れることなく可能であることは、この開示の利点を有する当業者には明らかであるだろう。従って、本発明は付属の特許請求の範囲及びそれらの等価物によることより他に制限されるべきではない。] [0037] 1:検出構造 1A:第1の検出構造 1B:第2の検出構造 2:リング型導電ウエル 3:接点 4、18:電流源 4A:第1の電流源 4B:第2の電流源 5A、5B:差電圧増幅器 6A、6B:切り替えブロック 7:タイミング回路 8:角度センサ 9A、9B:処理ブロック 10A、10B:バンドパス・フィルタ 11B、11A:コンパレータ 12:排他的ORゲート 13、14:切り替えブロック 15:導体 16:矢印 17:コイル 19:導体トラック 20:積分器 21:サンプルホールド回路 22:第1のスイッチ 23:電圧源 24、25:演算増幅器 26:第2のスイッチ]
权利要求:
請求項1 平面内の磁界の方向を測定するための磁界センサであって:各々が、リング型導電ウエル(2)と、及び、前記リング型導電ウエル(2)に沿って、及び前記リング型導電ウエル(2)に接触して、互いに等距離に設置される、同一寸法の所定数Nの少なくとも8個の接点(3)と、を含む第1の検出構造と第2の検出構造、および少なくとも1つの電流源(4)と、各処理ブロック(9A,9B)は、差電圧増幅器(5A,5B)、バンドパス・フィルタ(10A,10B)、及びコンパレータ(11A,11B)を含み、第1と第2の処理ブロック(9A,9B)の出力は、前記排他的ORゲート(12)の第1と第2の入力へ直接または間接的に結合される、第1のホール電圧を処理するための第1の処理ブロック(9A)、第2のホール電圧を処理するための第2の処理ブロック(9B)、及び第1と第2の入力を有する排他的ORゲート(12)と、第1の検出構造(1A)の接点(3)と関係する第1の複数電子スイッチと、前記第2の検出構造(1B)の接点(3)と関係する第2の複数電子スイッチと、を含む切り替えブロック(6)と、前記第1の検出構造(1A)の所定数の接点(3)の複数接点(3)が、1回転当たり所定数のステップで第1の検出構造(1A)のリング型ウエル(2)に沿って時計方向へ動く第1のホール素子を形成するように、および前記第2の検出構造(1B)の所定数の接点(3)の複数接点(3)が、1回転当たり同一所定数のステップで第2の検出構造(1B)のリング型ウエル(2)に沿って反時計方向へ動く第2のホール素子を形成するように、所定のタイムスケジュールにより、切り替えブロック(6A)と(6B)のスイッチを開閉するためのクロック信号を提供するタイミング回路(7)と、を含み、前記第1と第2のホール素子は、少なくとも1つの電流源(4)から電流を供給され、前記処理ブロック(9A,9B)の各々へ少なくとも1つのホール電圧を供給する、電子回路、を含む磁界センサ。 請求項2 接点の数Nは8であり、第1の切り替えブロック(6A)は、各ステップで、前記第1の検出構造(1A)の8個の接点(3)は、全て前記少なくとも1つの電流源(4)へ、または前記処理ブロック(9A,9B)の1つへ直接または間接的に、接続されるように、前記第1の複数電子スイッチを開閉するように適合され、前記第2の切り替えブロック(6B)は、各ステップで、前記第2の検出構造(1B)の8個の接点(3)が、全て前記少なくとも1つの電流源(4)へ、または処理ブロック(9A,9B)の1つへ直接または間接的に、接続されるように、前記第2の複数電子スイッチを開閉するように適合される、請求項1に記載の磁界センサ。 請求項3 前記切り替えブロック(6A,6B)は、1回転が8ステップから構成されるそれらそれぞれのリング型ウエルに沿って、前記第1のホール素子と前記第2のホール素子を移動させるように構成される、請求項2に記載の磁界センサ。 請求項4 前記切り替えブロック(6A,6B)は、1回転が4ステップから構成されるそれらそれぞれのリング型ウエルに沿って、前記第1のホール素子と前記第2のホール素子を移動させるように構成される、請求項2に記載の磁界センサ。 請求項5 各ステップは、電流を供給するための接点と、それぞれのホール電圧を測定するための接点が、回転電流法により入れ替わる、2つ又は4つのサブステップを含む、請求項3又は4に記載の磁界センサ。 請求項6 前記第1と第2の処理ブロック(9A,9B)を交互に入れ替えるための少なくとも1つの更なる切り替えブロック(13、14)をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の磁界センサ。 請求項7 請求項1〜6のいずれか1項に記載の磁界センサと、コイル(17)及び前記コイル(17)へ基準電流を供給する電流源(18)と、を含み、前記コイル(17)の巻線は、前記1次電流により生成される1次磁界と、前記基準電流により生成される基準磁界が、ゼロとは異なる角度βをなすように、前記1次電流の方向に向けられる、導体(15)を通して流れる1次電流を測定するための電流センサであって、前記1次電流に比例する出力信号を生成する前記排他的ORゲート(12)の出力へ結合される電子回路を更に含む電流センサ。 請求項8 前記電子回路は、前記正接関数に比例する出力信号を生成するように構成される積分器(20)を含み、前記積分器(20)は、演算増幅器(24)、M個のスイッチ(Φ1〜ΦM)と抵抗(R1〜RM)、およびキャパシタ(C1)を含み、M個のスイッチ(Φ1〜ΦM)と抵抗(R1〜RM)は、電圧源(23)へ接続されるスイッチの1つの端子と、前記演算増幅器(24)の入力へ接続される抵抗の1つの端子と、を有する直列に配置される1つのスイッチと1つの抵抗の並列セットとして配置される、請求項7に記載の電流センサ。 請求項9 前記角度βは約90°になり、前記増幅器(5A,5B)の個々の増幅率、及び/又は前記ホール素子を流れる個々の電流は、各ステップで与えられる、請求項7又は8に記載の電流センサ。 請求項10 前記第1の検出構造(1A)の接点(3)の数は8であり、前記第2の検出構造(1B)の接点(3)の数は8であり、1回転当たりの所定ステップ数は4である、請求項9に記載の電流センサ。
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同族专利:
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